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主夫のつぶやき

36歳サラリーマンから主夫となり、真面目に睡眠障害の情報共有をしたり、お菓子作りや懸賞生活に奮闘しているブログです。

 

機能性表示食品であるオリゴ糖に隠された秘密!

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オリゴ糖について知りましょう!

 

はじめに

皆さんは、オリゴ糖を摂取したことはありますか?また、オリゴ糖にどんなイメージを持っていますか?「お腹の調子が良くなる」や「砂糖の代わりになる」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。今回は、みなさんが知っているようで知らない機能性表示食品であるオリゴ糖についてご紹介したいと思います。

 

 

オリゴ糖に関して

そもそも機能性表示食品とは?

機能性表示食品とは、国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出れば、「おなかの調子を整えます」や「脂肪の吸収を穏やかにします」というような機能性を表示することができます。特定保健用食品と異なり、国の審査がないので、事業者は自らの責任で科学的根拠を基に適正な表示を行う必要があります。例えば、「健康への働き」については製品の臨床試験や成分の文献調査などによって証明し、「安全性」については動物・人に対する実験結果や既存の学術論文の調査などによって証明します。併せて加工食品の製造施設や生鮮食品の衛生管理、規格外製品の出荷防止といった体制の整備が義務づけられています。

 

オリゴ糖の説明前に・・・

まずオリゴ糖の説明をする前に、「糖」について説明します。糖をイメージすると砂糖やハチミツといった甘いものが浮かぶと思いますが、ごはんやイモなどに含まれる「でんぷん」も糖の仲間です。糖は、体内で分解されるときにエネルギーとなり、そのエネルギーで私たちの脳や体を動かします。つまり糖は、私たちの体のエネルギー源として欠かせないものなのです。

 

オリゴ糖って何なの?

糖といっても、果物に含まれる「果糖」や脳のエネルギー源として知られる「ブドウ糖」などさまざまな種類があり、「オリゴ糖」もそのひとつとなります。

オリゴ糖の「オリゴ」はギリシャ語で「少ない」という意味です。そして糖には、1個の糖から成り立つ「単糖」、単糖が2~10個結合した「オリゴ糖」、それより多くの単糖が結合した「多糖類」と分類されています。つまりオリゴ糖は、少ない数の単糖が結合していることからこの名前がついたということになります。

そして、オリゴ糖は善玉菌として嬉しい働きをしてくれるビフィズス菌の大好物であり、母乳にも含まれている成分です。この母乳に含まれるヒト母乳オリゴ糖は、胎児の腸内のビフィズス菌を増殖させ、免疫機能をサポートしていることが明らかとなっています。またオリゴ糖は、大豆、たまねぎ、ごぼう、にんにく、アスパラガス、バナナなどの食品にも多く含まれているので、これらの食品を取り入れるのも効果的です。また、効率的に摂取するために、オリゴ糖シロップなど機能性表示食品で販売されているものを利用するのも一つの方法です。

 

 

オリゴ糖にも種類がある!?

オリゴ糖には、砂糖の成分「ショ糖」や牛乳に含まれる「乳糖」のように、消化酵素によって分解され、体のエネルギー源となる「消化性」のオリゴ糖と、消化されずに大腸まで届く「難消化性」のオリゴ糖に大きく分かれます。一般的に「おなかの調子を整える」オリゴ糖は、難消化性のオリゴ糖のことを指します。

 

オリゴ糖は太らない!?

オリゴ糖が注目されている理由は、腸活に役立つだけではありません。摂取しても太りにくい糖質として、ダイエットをしている方々からも人気を博しています。

糖質には通常1gあたり4kcalのエネルギーがありますが、オリゴ糖は人の腸ではそのまま消化・吸収できない「難消化性糖質」であるため、比較的低カロリーとなっています。近年の研究によると、オリゴ糖は大腸で腸内細菌に代謝され「短鎖脂肪酸」となり大腸から吸収され、エネルギー源になることが明らかになりました。この「短鎖脂肪酸」として吸収された場合のエネルギー量は、糖質として吸収された場合より少ないという報告となっています。例えば、主にビートから分離精製して得られる天然のオリゴ糖であるラフィノースは1gあたり2kcalとされています。

つまりオリゴ糖は、甘さを感じるのに砂糖より低カロリーなので、置き換えダイエットとして活用すると効果が得やすいと考えられます。

 

どれだけ摂取したら効果があるの?

オリゴ糖の種類や摂取量、個人差等もあるので、効果が期待できる明確な日数の報告はありませんが、参考として以下の研究データをご紹介します。

フラクトオリゴ糖8gを含む食品を50~90歳の成人23名が2週間にわたり1日1回摂取して、摂取前、摂取期間中、摂取後8日目の糞便フローラと糞便性状を検査したところ、摂取期間中、ほぼすべての対象者でビフィズス菌が著しく増加し、糞便内のビフィズス菌が摂取前に比較して平均約10倍も増加する顕著な増加がみられましたが、摂取中止後には菌数が減少しました。摂取中、糞便の硬さも改善され、フラクトオリゴ糖摂取前は軟便であった被験者では、オリゴ糖摂取によって便の硬さは徐々に改善され、摂取8日後に正常となりました。この研究では、摂取4日目にはビフィズス菌の明らかな増加が見られたため、オリゴ糖は摂取後数日で効果が得られ、中断するとその効果は持続しないと考えられます。

また、上記の研究の1日8gよりも少ない1日1g、3g、5gのフラクトオリゴ糖を27人の成人に2週間摂取してもらい、摂取開始前、摂取開始2週間後、摂取中断2週間後の排便への影響を調査した研究において、摂取開始2週間後にビフィズス菌の数の増加、排便回数の増加、排便に対する軟化効果が見られました。しかし、摂取を中断すると2週間後には元に戻ってしまう傾向も分かりました。

 

オリゴ糖を摂取するときの注意点

市販されているオリゴ糖製品の有効摂取量は、1日あたり2~10gとされています。オリゴ糖を突然多量に摂取すると、体質・体調によっては、下痢を起こしたり、おなかが張ることもあるため、オリゴ糖に対する腸内細菌の「慣れ」を考えながら摂取してください。多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではないので、他の食品からの摂取量も考慮しつつ、適量を摂取することが必要です。また、過敏性腸症候群の方はオリゴ糖の摂取を控えることが推奨されているので気をつけてください。

 

 

最後に

日本は昔から発酵食品の生産が盛んであり、微生物や酵素を用いたオリゴ糖の研究が進められてきました。その機能性についての研究も盛んになり、ビフィズス菌の増殖、虫歯予防、ミネラル吸収を促進など、多くの機能が明らかになってきました。

現在では、オリゴ糖を配合した食品やサプリメントがたくさん発売されています。栄養やおいしさだけでなく、おなかの調子を整えるオリゴ糖を上手に取り入れてはいかがでしょうか?