どうもヒグです。
今回はヒグもこちらの制度を活用している「疾病手当金」の書き方に特化して説明していきます。
受けることができる条件や制度の内容など疾病手当金の詳細に関することは別の記事で書きます。
そもそも疾病手当金とは、けがや病気で会社を休むことになったとき及び退職後も引き続き給付を受けられる制度です。
働けない間、生活を助けてくれるありがたい制度となりますが、自動的にもらえるものではなく、自分自身で手続きの準備を行わないといけません。
そこで今回は、傷病手当金の手続き方法や申請時の注意点などを詳しく説明していきます。
全国健康保険協会(協会けんぽ)のパターンで説明していきます。
申請を進める内容自体はそれほど難しくないですのでご安心を!
スムーズに手続きができるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
書類作成の流れ
はじめに書類作成の流れを記載していきます。
- 作成前に会社に業務外の病気やけがで働けない状態であることを報告し、長期欠勤(休職)する旨を伝える。
- 保険者(協会けんぽや保険組合など)から傷病手当金支給申請書を取り寄せる。
- 「被保険者記入用」を作成する ←今回はここ!
- 病院の担当医に「療養担当者記入用」の記入を依頼する。
書類作成期間としては数日で対応してくれるが、病院によっては2週間程度かかることもあるので注意。 - 会社に「事業主記入用」の記入を依頼する。
- 傷病手当金の支給申請をする。※支給申請は会社経由で提出するのが一般的です。
こんな感じで進めていきましょう!
「健康保険疾病手当金支給申請書」を取り寄せる
まずは全国健康保険協会のHPより申請書をダウンロード、プリントアウトしてください。
これをしないとスタートラインに立てません。
パソコンで打ち込みもできますし、手書きでもどちらでも大丈夫です。
ただ、個人的な意見ですが、手書きの方がミスに気付きやすいので、ヒグは手書きで書いています。
※説明では打ち込まさせていただきますね。
「被保険者記入用」に記入する
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1枚目前半
1枚目の前半部になります。
気をつける点は、被保険者証の記号、番号が退職後変更する可能性があります。
ヒグは健康保険の任意継続制度を利用しているので、被保険者証の番号等が変更になりました。
また被保険者証の記号と番号がわからない場合は、「被保険者のマイナンバー記載欄」に記入し、マイナンバー確認書類+本人確認書類をセットで添付すれば、申請できますが面倒なのでオススメしません。
名前の印鑑は自筆の場合、省略可と書いてありますが、どの印鑑でも良いので押印しておきましょう。
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1枚目後半
ほぼ全ての金融機関に対応されています。
今まで給与が入金されていた口座で良いと思います。
受取代理人が必要な方は口座名義区分を「2」にして、受取代理人の欄を記入してください。
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2枚目前半
「療養のため休んだ期間」が傷病手当金の支給日数となります。日数は公休日も含めてカウントするので、日数を間違えないようにしましょう。
在職しているのであれば、給与の締日を区切りで書いてください。
2枚目後半で報酬額(給与)を記載する欄があります。
また在職中は基本的に給与と同じ1ヶ月単位で申請することが望まれます。
ヒグも退職までは1ヶ月ごとに申請していました。
「疾病名」と「発生時の状況」は担当の先生と相談して決めてください。
ヒグは適応障害、不眠等で記入して申請しました。
「あなたの仕事の内容」は営業や事務などざっくりな業種ではなく、「△△担当事務」「□□組立」「プログラマー」など具体的な記入が必要です。
ヒグは「◯◯製造業」と書いて問題ありませんでした。
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2枚目後半
休職している間に給料もらってるパターン
2枚目の後半部になります。
注意点は一番上の報酬に関してですね。
休職1ヶ月目と退職前の有休消化時は書くことになると思います。
報酬額は給与明細の通りに記載してください。
あとの項目は大半の人が「3」になると思います。
最後に
はい、以上で申請書の記載は終わりです。
後は病院、会社に書いてもらって、そのまま提出する流れとなります。
これを見て少しでも手助けできればと思います。
何か不明な点等があれば、コメントよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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